Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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2016.4.2

新社会人にオススメの予算200万円で選べる中古SUV!!

ある調査によると、新成人のクルマの購入予算の平均は189万円とのこと。

新車なら軽自動車の上級グレードや、コンパクトカーなら十分狙える範囲ですが、いま勢いのあるSUVの場合、あと少しで手が届くといったところ。

しかし、中古車も選択肢に含めると、約200万円もあれば十分カッコいいモデルを選ぶことができます。そこで、今回はSUVのなかでも特にオフロードでの性能に定評のあるモデルをご紹介いたします。

■日産・エクストレイル

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日産が販売する本格派SUV「エクストレイル」。現行型は従来モデルが誇る悪路走破性は継承する一方で、ボディは流麗さを強調することで都会派をアピール。さらにハイブリッドを採用するなど、これまでの「エクストレイル」とはやや趣が異なることで話題を呼びました。

今回オススメするのは2007年に登場し、2013年まで販売された2代目。最大の違いはルックスで、直線基調のボディはタフで力強い印象を現行モデル以上に訴えかけてきます。

もちろん、4WDシステムを搭載(一部に前輪駆動モデルを設定)。そのほかにも、力強い加速と低燃費が魅力のディーゼルエンジンや、アウトドアレジャーに役立つ撥水加工シートなど、そのメカや装備は現行型に匹敵するレベルです。

■三菱・パジェロミニ

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三菱の誇る本格派SUVである「パジェロ」。現在でも販売が続くモデルですが、かつてその「パジェロ」の魅力を投入した派生モデルがありました。

それが、1998年〜2013年にかけて販売されていた「パジェロミニ」です。

ボディサイズは全長:3395mm×全幅:1475mm×全高:1635mm、搭載するエンジンは659ccということからも分かるように、「パジェロミニ」は軽自動車で、維持費の安さが魅力。

登場当初から兄貴分である「パジェロ」を彷彿とさせるルックスをもち、駆動方式は後輪駆動と4WDを手軽に変更できるため、舗装路から悪路まで見た目通りの頼もしさを披露してくれます。

■トヨタ・ランドクルーザープラド

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卓越した走行性能で日本に限らず、世界の過酷な環境でもクルマとしての機能を存分に発揮し、圧倒的な支持を集めているのが「トヨタ・ランドクルーザー」です。

その名を冠する「ランドクルーザー・プラド」はひと言で表すなら“小洒落たランクル”でしょう。欧州市場を見据えて開発され、例えばデザインは、本家「ランドクルーザー」の武骨さを和らげるように、角を丸めて都会的かつ上品さを強調しています。

とはいえ、駆動方式はフルタイム4WDを採用するほか、地上高やアプローチアングルおよびデパーチャーアングルにはゆとりがあるため、本家と同様に過酷な状況を越えられる実力を秘めています。

ただ、難点があるとしたらエンジンの排気量。最低でも2.7Lと自動車税は割高。車両重量も1500kgを越えるため重量税も割高。重い車重は燃費にも響くため、維持費に不安が残ります。

(今 総一郎)

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