Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

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2016.5.4

【妄想ドライブデート】ジビエ、絶景、温泉美女 ─ 藤木由貴&レヴォーグで行く蓼科

レヴォーグに乗って、蓼科ドライブデートへ。助手席の彼女は人気レースクイーン・モデルの藤木由貴ちゃん!(その1はこちら!)

■「オーベルジュ・エスポワール」で地元食材にうっとり

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蓼科に着き、まず向かったのは「オーベルジュ・エスポワール」。

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「ロマンチックな建物! ここでご飯を食べるの?」

オーベルジュとは宿泊もできるレストラン、いわばヨーロッパ式の料理旅館。

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中でも蓼科のエスポワールといえば、グルマンたちにはよく知られる「ジビエ(狩猟肉)料理」の名店。オーナーシェフ藤木徳彦氏(日本ジビエ振興協議会代表)は、自身の料理のみならず、日本におけるジビエ肉の普及に尽力し続ける第一人者だ。

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「シェフとご家族を中心にお店をやっているんだって。本当にフランスのオーベルジュみたいね! どんなお料理が食べられるんだろう?」

せっかくなので、鹿肉をメインに選びランチコースをオーダー。僕らの前に現れたのは、色彩と味わいがめくるめくような料理の数々。

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地元産の食材をふんだんに使い、何より季節感が大切にされている。

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「庭の燻製小屋で燻した自家製燻製と蓼科産摘みたて野菜のメリメロサラダ添え」はオーベルジュ・エスポワールの名物前菜。

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地元産の肉や川魚の燻製は、すべて敷地内の燻製小屋で作られている。

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「このシナノユキマスっていうお魚、大好き! しっとりした舌触りだね」

いよいよジビエの登場。鹿肉には何種類ものフルーツが添えられている。

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「鹿肉にフルーツって、こんなに合うんだ♡ 何だか食べるのに夢中になっちゃうよ」

そしてオーベルジュ・エスポワールのもう1つの魅力はサービス。

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ソムリエの野村さんが僕らの料理をサーブしてくれた。気さくで温かな心配りが印象的なプロフェッショナルだ。

あの、すみません、フランス料理に彼女を連れて行くって、ちょっと緊張しちゃうんですけど……。

「なんでも言って、なんでも聞いてください。お客様には徹底的に楽しむことだけに専念してもらう、それが僕たちのスタイル。お客様と話し込みすぎちゃうこともしょっちゅうです(笑)」(野村さん)

アミューズ・前菜・野菜の一皿、メインと、たっぷり堪能し、デザートと小菓子へ。

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その時、一瞬彼女の目が鋭く光った。

「柿のスープに紅茶の香り。これって新しいかも…」

実は、彼女は元パティシエ。いわばお菓子の専門家なのだ。

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「デザートって、普通のスイーツとはまた違うの。食事をした後に食べる人のことを考えて作られているのがわかるでしょ?」

もう完敗!とろけそうな笑顔で食事をしていた美女が、突如として真剣な眼差しを見せる。蓼科1箇所目にして、僕は完全に彼女にやられていた。

(メニューは季節によって変わります)

■静かな池に森が映る「御射鹿池」

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次の行き先は「御射鹿池(みしゃかいけ)」。オーベルジュ・エスポワールからさして遠くない人造湖だ。

東山魁夷の「緑響く」という名画の舞台となった、美しい場所。森閑とした空気の中に、静かに湖面が横たわる。

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「スゴイ! 湖に森が映ってる。2人の秘密の場所みたいだね」……実は、吉永小百合さんの某テレビCMでここを知ったことは内緒にしておこう。

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「白樺って綺麗な木だねえ」

由貴ちゃんも綺麗だよ。

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「いやいやいや。なんかウケる〜」

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……意外にざっくばらんな君が好き。

■信玄の隠し湯「渋辰野旅館」

暮れかける山並みを背景に、最後に向かった先は「渋辰野旅館」。奥蓼科温泉郷にたたずむ深い歴史深い温泉宿だ。

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日帰り入浴も可能なので、名湯として名高い”信玄の薬湯”へ向かう。

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「温泉♪温泉♪ なんだか、秘湯って感じ!」

豪壮な構えの建物に入れば、山国らしい温かみのある雰囲気に包まれる。

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約100年の歴史を数えるこの旅館には、文人や画家も多く滞在したという。その歴史を感じさせる長い廊下を渡って、信玄の薬湯へたどり着くとそこには……。

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「この信玄、可愛いっ♡」

意外にもこの日、彼女が一番熱心に写真を撮っていたのはこの信玄のイラストだった……。”信玄の薬湯”と名付けられたお湯は、神話にも登場するとても古い源泉だ。

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青みがかった乳白色のお湯は、信玄が傷病兵たちを癒すのに使ったとされている。何せ1回15分までの入浴と言う決まりがあるほど、その温泉成分は強いのだ。

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「すぐに体がポカポカしてきたよ。なんだかお腹も減る感じ。もしかして健康になっちゃった?」

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お風呂を出ればもう日は落ちて、木造りの広間に灯りがともっていた。

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ほんのり頬を染めた湯上りの由貴ちゃんを見れば名残おしいけど、今日のデートはこれで終わり。

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山道を下り、日常へ戻ろう。

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「ハイビームアシストってすごい! クルマが自分で対向車を見つけて、ライトを切り替えてくるれんだね!!」

……若干の寂しさにひたる僕をよそに、最後まで由貴ちゃんは元気いっぱいだった。

(企画・撮影:ダン アオキ/文:窪木紘子)

【関連リンク】

オーベルジュ・エスポワール
http://www.auberge-espoir.com

渋辰野旅館
http://www.sib-tatu.com

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