Motor Fan's YEAR 2016

三栄書房

NEWS

2016.7.29

100万円台で狙えるのはこのクルマ! コスパの高いミニバン5選

庶民の味方の軽自動車といえども、グレードやオプションなどを選んで、いざ見積りを確認すると200万円を越えてビックリ!なんて経験をした方もいるのではないでしょうか?

かつてよりも新車のハードルが高くなっているなか、やはり中古車や新古車(登録だけされた新車)は要注目であります。前者は型落ちとはいえワンランク上の仕様や稀少なモデルを選べる点がメリットで、後者は走行距離がわずかな新モデルをある程度割安で買える点が挙げられます。

そんななかから、今回はミニバンを取り上げました。 ユニークなモデルから、堅実なモデル、さらにはプレミアムなモデルまで様々なタイプをご紹介いたします。

ホンダ・エディックス

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2004年〜2009年にかけて販売された「エディックス」。約4300mmの全長や、1800mmを下回る全幅など、その姿はコンパクトカーに見えます。しかし、このクルマの乗車定員は6名。なんとフロントは3人掛けなのです。

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水平基調のインパネは、前席中央に人が座っていても操作性を損なわないように配慮した設計となっています。また、前席中央を倒せば、アームレストや小物を置くのに便利なトレーに早変わりと、アイデア盛り沢山。荷室は6人乗車時でも439Lが確保されています。

スバル・エクシーガ

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ミニバン+SUVというユニークなコンセプトを掲げて販売されたのが「エクシーガ」。現在も販売されている「エクシーガ クロスオーバー7」の前身となったモデルです。

2008年に登場した「エクシーガ」は、3列目シートを備え、最大で7人が乗れるスペースを持つミニバンであるものの、その低く構えたプロポーションがスポーティな雰囲気を際立てています。しかしながら、映画館のように後席にいくにつれて徐々に座面を高くするシアターレイアウトのように、閉塞感を感じさせない工夫が凝らされています。

エンジンはスバルでお馴染みの低重心に有利な水平対向エンジンを搭載。さらに駆動方式は4WDを採用しているため、積雪路などで強みを発揮します。行動派にオススメです。

トヨタ・シエンタ

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人目を奪う個性的なルックスと小柄なボディに内包する大空間で高い人気を集めている「シエンタ」。

デビューから1年を迎え、まだまだ新車の香りが漂う「シエンタ」ですが、実はパワートレーンがモーターを組み合わせるハイブリッドでなく、ガソリンエンジン版なら最安で168万9709円でGETできるのです!

ちなみに、本革ステアリング&シフトノブ、上級のファブリックを表皮に用いたシートが備わる上級グレード「G」でさえ、車両本体価格はFF車で198万327円。ギリギリ100万円台に収まっています。

ホンダ・フリード

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「ちょうどいい」のフレーズでお馴染みのミニバン「フリード」。すでに新型の登場が秒読み段階ですが、だからこそ現行モデルが狙いどきなのです。

全長:4215mm×全幅:1695mm×全高:1715mmのボディには、6人または7人が乗れるだけのスペースを備えており、燃料タンクを2列目座面の下に収めるセンタータンクレイアウトの採用により、3列目シートの圧迫感は少ないです。また、荷室も3列目を畳んだ状態で、27インチ自転車をそのまま積載可能という大空間を実現。

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2008年に登場し、細かな改良やハイブリッドモデルの追加が行なわれたものの、先述した実用性はデビュー当初から踏襲されています。

トヨタ・エスティマ

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箱形ボディのミニバンとは異なり、フロントグリルから滑らかなアーチを描き、まるで新幹線のようなプロポーションが優雅な「エスティマ」。

発売は2006年ですが、2008年と2012年にマイナーチェンジを実施。そして2016年には内外装を最新トレンドへ刷新する大規模改良が行なわれました。

見て触れる部分のリフォームによって快適かつ上質なリビングルームは魅力的ですが、その一方、実はパワートレーンの変更はなし。つまり、この最新仕立ての内外装に対する想いよりも、デビュー時から継承される特有なプロポーションが見せる「小洒落たミニバン」に魅力を感じているのならば、あえて型落ちを狙ってみるのもアリなのです。最新モデルへの乗り換えが多いとのことなので、時期的にも狙い目です!

(今 総一郎)

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